鷹ノ巣山 (264m)

2015年08月15日



兵庫県高砂市
余りにも天気が良いので播磨アルプスの一郭である百間岩側から登り馬ノ背側へ歩いてみる。
気温は33℃と高かったが空気がカラッとしており山頂では涼しかった。
鷹ノ巣山
播磨アルプスはどこを登っても変化が多く、展望も良いので退屈することは無い。
盆休み期間中は道路も山も混むので近くの山歩きで済ませているが、低山で暑いのでラジオ体操代わりに軽く軽く散歩している。
兵庫100山』  播磨アルプス縦走路途中の低山。周辺からの展望は良好。
Road Map:鹿島神社から正面に見える山。
たかのすやま
周回コースタイム:1時間30分
播磨アルプス
一番暑い午後3時、鹿島神社のチタンの鳥居横の広い駐車場には土曜日に関わらずハイカーの車は1台も来ていない。涼しい早朝に山歩きを終えて帰ったのかも知れない。
鹿島神社の駐車場に車を停めて百間岩の尾根から登り馬ノ背の尾根で下る。
鹿島神社への参道沿いのお土産屋さん通りを抜けて行く。
この通りはお正月以外はいつも閑散としている。
セミがうるさい参道を鹿島神社に上って行く。
鹿島神社からは目の前に今日の目的”鷹ノ巣山”が望めた。
遊歩道から今日の下山予定の馬ノ背の尾根筋が見えた。
今日は短いコースを歩くだけなので、百間岩への取り付きへは遠回りして歩くことにした。遊歩道は雨水で掘れて結構荒れて来ている。
展望台に着いて、これから登る”百間岩”を見る。
”百間岩”への登り口から見た”鷹ノ巣山”
”百間岩”を正面から見ると緩い勾配の様に見えるが・・・
岩盤が乾燥していればグリップ良く簡単に登れる”百間岩”であるが、雨でも降ればクロコケが濡れて滑り易くなり、危険度は増してしまう。
陽射しがきつく岩盤は熱くなっているが、久し振りのカラッとした空気で吹き抜ける風が涼しくて気持ちが良かった。
振り返ると標高の低さがばれてしまう。青い部分が”百間岩”スタート地点の展望台である。
豆崎側からの縦走路に聳える最後のピークを見る。
大きな山に見えるが標高は190m程しかない。
こうして”鷹ノ巣山”を見ると'11年01月の山火事は無かった様に立ち直っている。
この見える範囲が全て焼け焦げてしまった4年前の山火事であったが、すっかり緑の山に復帰していた。
親子連れのハイカーが”百間岩”を下って行ったが、勾配が恐いのか子供がぐずっていた。
ここからだと双耳峰に見える”鷹ノ巣山”
”百間岩”を登り切り、電波反射板のあるピークへ登って行く。
この辺りからの展望は素晴らしく、3日前に登った”桶居山”もバッチリ見えていた。
播磨アルプスの”高御位山”までの縦走路が全て見えている。すっきりとまでは行かないが、最近には珍しい見通しの良い日だった。
手前のピークへの登り道を見る。
印象的な岩盤のクラック登り。
最初のピークから”鷹ノ巣山”を見る。
最初のピークの山頂風景。展望は少し悪いが”桶居山”側は良く見えている。このピークの下側に”鷹ノ巣岩”の岩峰がある。
”鷹ノ巣山”への登り途中から振り返り最初のピークと”鷹ノ巣岩”を見る。
”鷹ノ巣山”への登り道を見る。
約1時間で”鷹ノ巣山”(264m)に着く。ピーク感は無く三角点があるのみで、山頂表示は無かった。
分岐には様々な表示が出ていたが、多過ぎて判り辛い。
こちらの方が山頂に思える”馬ノ背”への分岐に着く。
分岐から”高御位山”までの縦走尾根を見る。今日は”高御位山”までは行かないが、この先は直射日光を浴びるので、飲み水を充分持っていないと脱水症になってしまう。
分岐からこれから下る”馬ノ背”の尾根筋を見る。
急峻な下りは最初だけ、後は穏やかな尾根道になる。
”馬ノ背”の下り側から見て前半部分。
逆光となってしまったが ”百間岩”の傾斜を見ると、45°とは言えないが30°以上はある様に見えた。
”馬ノ背”の下り側から見て後半部分。ここから右側に下る”関電巡視路”があるが、巡視路には珍しく、最初が危険なので今日は利用しない。
振り返り下って来た道を見る。
最後には林の道に入り、駐車場に戻る。
後半にも岩盤道があり、楽しめる尾根道である。
約1時間30分にて周回を終えて駐車場に戻る。
狙い通りに車は日陰の中にあった。
岩盤を下り切って振り返って見る。”百間岩”と同様に何度も登ってるコースであるが、何度登っても面白い道だ。
下山予定の馬ノ背の尾根を見る。肉眼では明石大橋、上島、鞍掛島も見えていた。
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